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銀行融資が学べるおすすめな本3冊【基礎や交渉のポイントがわかる】


銀行融資に関する本を探してるけど、ネットで検索すると似たような本がわんさか出てきて、どの本を読めば良いか分からないよ。
基礎知識はもちろん、交渉のポイントや銀行が企業をどのように評価するのかなど、詳しく書かれている本があれば教えて欲しいよ。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
銀行融資を学ぶのに本を多く読む必要は多分ない


銀行融資に関する本は、Google検索やAmazonなどで検索するとわんさか表示されますが、検索結果に表示された本を片っ端から読む必要はありません。
良書を3冊ぐらい読んでおけば銀行融資に関する知識の8割は習得できますので、多読の必要は全くありません。
もし、「そんな訳あるか」と思うようでしたら、この記事でおすすめしている本を読んだ後に、類書を片っ端から読んでみて下さい。
きっと「同じような事しか書かれてないな…」という事に気づくと思います。
それに、銀行融資に関する本をたくさん読んだからといって、多くの融資を引き出す事ができる訳ではありませんから、数を絞って読まれることをおすすめします。
銀行融資の情報は検索で調べられるけど、体系的に学ぶなら本がベスト
銀行融資に関する情報は、ネットで検索すれば大抵のことは調べることができますが、それでもあえて本を読まれる事をおすすめします。
本を読むことをすすめる理由は下記3つあります。
- 銀行融資全般について体系的に学ぶことができる
- 手元に置いておけばいつでも調べることができる
- 【重要】基礎知識がないと、そもそも「何を検索したら良いのか?」が分からないから(専門用語など)
分からない事をネットで調べるのはもちろん良い事ですが、知識が断片的になりがちで、かえって時間がかかる場合が殆どです。
断片的な知識をもった状態でその都度調べるよりも、本を読んで体系的に学んだ方が、検索で調べるよりも結局は近道になるので、本を読まれることをおすすめします。
銀行融資を基礎から交渉のポイントまで学べるおすすめな本3冊


上から順番に読むことで銀行融資について体系的に学ぶことができると思います。
銀行からの融資 完全マニュアル


元銀行員で、資金繰りや事業再生コンサルタントとして活躍されておられる川北英貴氏が執筆された本です。
銀行の融資審査で決算書をどのように見ているのか、借入金利はどのように決るのか、担保や保証等について銀行取引に関することが分かりやすくまとまっていますので、「銀行融資について網羅的に学びたい」という方にはぴったりの本です。
融資を受けることだけでなく、借りたあとの事まで詳しく書かれていますので、初めて銀行融資を受ける方はもちろん、すでに銀行融資を受けている方にも役に立つ内容です。
銀行に提出する資料の雛形もダウンロード形式で用意されてますので、銀行とお付き合いするなら、手元に一冊置いておくと良いです。
なお、すでに銀行融資を受けている方は、2022年2月に出版された下記書籍もおすすめです。


銀行員から言われるひとことを、銀行取引のシーン(融資相談→申し込み時→審査中→審査後)ごとに、言葉の意図はもちろん、それに対してどのように対処すべきなのか、詳しくまとめられています。
借りやすい決算書の作り方―元銀行員税理士がこっそり教える


元銀行員税理士の永野淳也氏が執筆された本です。
銀行がどのように融資先企業を評価しているのか?という部分を深堀した内容となっています。
タイトルどおり、借りやすい決算書の作り方にフォーカスしており、具体的にどのように決算をすれば借りやすくなるのかが分かりやすく解説されています。
決算処理を会計・税理士事務所に丸投げしているような方には、この1冊は特におすすめです。
2011年に出版された本ですが、本質は不変です。
ベテラン融資マンの渉外術―事業性評価につながる


この本の想定読者層は内容の専門性からいって、金融機関職員や、中小企業を支援する会計・税理士事務所、経営コンサルタントだと思うのですが、銀行融資を受けている中小企業にもおすすめです。
「事業性評価融資」類書は沢山ありますが、この本を執筆された共著の方々は元銀行という事もあり、類書にはなない銀行員視点で書かれた内容となっています。
この一冊があれば、事業性評価融資の本質や考え方を体系的に学ぶことができますので、この本もぜひ手元に一冊置かれることをおすすめします。
まとめ
以上、銀行融資の基礎から応用まで学ぶことができるおすすめな本を3冊紹介しました。
本を読んだからといって、融資を沢山受けれる訳ではありませんが、今後の銀行取引において、今までよりも融資を引き出しやすくなる可能性は確実に上がります。
銀行から融資が受け難い、もっと融資を受けやすくなりたいとお考えの方は、まずは本を読んで体系的に学びましょう。
ちなみに、自社の財務状況を融資担当者に質問された時に、受け答えしやすくするために、決算書の読み方も学んでおかれることをおすすめします。
数字に疎いと思われてしまうよりも、数字に明るい人だと思われた方が、融資担当者の安心感も違ってきますので、スキマ時間に少しずつ決算書の読み方を学びましょう。
「決算書の読み方が学べるおすすめな本5冊【数字が苦手でも分かる】」という記事でおすすめの本を紹介していますので、是非どうぞ。
動画で決算書の読み方を学びたい方は「【無料あり】決算書の読み方が学べる動画サイト3選【ニーズ別に紹介】」をどうぞ。