再建計画– category –
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利害関係者の感情をキチンと把握しないと「骨折損のくたびれもうけ」になりかねない。
事業再生に向けて準備を進めていく際、会社の実態調査から入る事になります。 資金繰り状況の洗い出し収益(P/L)の実態調査資産(B/S)の実態調査 など、全ての項目を上げるとキリが無いですが、調べる項目は多岐に渡ります。この実態調査は窮境原因を把握... -
会社の末期症状とはどのような状態?6つの特徴と理由を解説
業績が悪化して債務超過になってしまった...。資金繰りを確保するために銀行に新規融資の相談をしたら断わられた。銀行に見放されてしまったよ。借入が多く、常に資金繰りが厳しいよ。ウチの会社は末期なのかな? この記事では、こういった疑問にお答えし... -
相談者を間違うと、振り回されて終わるケースが少なくない件
先日、都内のクライアント様と打ち合わせしていた時の事。いつものように打ち合わせ後の雑談をしていたら、社長からこんな話をされました。 瀬間さんとこうしてお会いする前に、とんでもない人に会ったんですよ。 あっ、思い出したらなんか腹立ってきた。 ... -
「ウチだけが・・」なんて思っていても、似たような事で悩んでいる人はたくさんいる件
この前、ブログに書いてた事って、あれウチの事でしょ?(笑) えっ?全然違いますよ。そう言われてみれば、状況が似てるかもしれませんけど、全く違う方ですよ。 ここ数か月は、こういったやり取りも減りましたが、(そもそも、更新頻度が落ちているので... -
資金繰りが厳しくなると、急に脇が甘くなる方が少なくない件
業績が好調な時は、何事にも慎重で、細部まで目を光らせていたような方でも、資金繰りが厳しくなると、急に脇が甘くなる方がいます。 特に、資金調達絡みの話になると、何事にも慎重だった方が、急に甘くなるケースが少なくありません。 よくあるケースは... -
粉飾するのはその人の勝手だけど、責任転嫁はみっともないです
たまに、ではありますが、粉飾決算で資金調達している方からご相談依頼を受けることがあります。 粉飾している方から相談を受ける際、決算書を拝見させて頂きながらヒアリングしていると、「実は、数字を調整している科目があります...。」と、少し気まず... -
いまでもたまに見かける「自力救済」。取引先が大手企業であっても末端の社員は知らないことが多い件
つい先日、ご相談者様の会社で面談していた時のことです。取引先の担当者の方がアポなしで来られ、いきなりこのような展開になりました。 社長、支払いができないならウチが卸した商品を引き揚げさせてもらいますよ。 Tさん、いきなり困りますよ。支払いは... -
「最終通告」「催告書」などといった物々しい通知が届いた時は、動揺せずに冷静に!
資金繰りが厳しくなり、金融機関や取引先の支払いをストップするようになると、様々な通知が会社に届く事になります。 この通知とは、葉書やFAXで「最終通告」等といった見出しが記載されたものだったり、封書で「内容証明」、「期限の利益喪失通知」、「... -
金融機関、取引先との交渉を人任せにして、良い結果を得られる事が少ない件
先月、リスケジュールについて、何件かご相談を受けました。 私のところへご相談に来られる方は、「当社はすでにリスケジュール中です」という方が少なくないので、リスケジュール視野に入れているという方からご相談を受けると、若干、不思議な感覚があり... -
資金ショートしたら破産しかないですよね【思考停止するから自己暗示は止めよう】
銀行に新規融資を断られて資金ショート確実だよ。取引先に迷惑をかける前に破産した方が良いのかな...。取引先への支払いや手形のジャンプは多分無理だし、今から他の銀行に相談しても遅いだろうし、やっぱり破産するしか無いのかな...。 この記事では、こ...