さて、本日さっそく執行官と不動産鑑定士の2名が家にやってきました。
先週訪問によるご挨拶から、約束どおり2時に家に来ました。田舎なので若干対応が早いです。都心部ではもう少し時間がかかるので、地方の裁判所は案件が少ないのでしょうか・・
たまに新聞でも競売の情報を見たりするのですが、都心部と比較してしまうと、どうしても物件数が少ないです。地方の方は気をつけなければなりませんね。
さて、今日来られたお二方ですが、最初に工場や家の周りをチェックしていたようで、家の周りをうろうろしておりました。
見る人が見たら「競売の物件調査だ・・」と一目で気づくと思いますが、何も知らない普通の人が見たら、それが競売の物件調査だとは気づかないです。経験者にしかわからないでしょうね。
工場や倉庫では、入り口や、物置、休憩室等の広さをメジャーで測っていましたが、あまり人目につかないところから測るので、こちらも人目につくようなものでもありません。(都心だったら目に付くでしょうね)
工場や倉庫が終わったら、次はいよいよ自宅・事務所です。
1階の事務所は、とてもシンプルな作りなので、ざっと見て終了しました。事務所と社長室しかないですから、他に見るところなどありません。3分もたたないうちに終了、まあ、そんなもんですね。
1階の事務所が終わり、いよいよ自宅です。
2階の居住スペースに執行官と不動産鑑定士の2名が階段を上がってくると、愛犬チャッピーが吠える吠える(笑)。なんとなくわかるんでしょうね、家を取るために段取りをしているって。
家に上がるとざっと図面と部屋の間取りをチェックし、いろいろと写真を取られる事になります。不動産鑑定士が図面を元に間取りのチェックをしている間に執行官の方は聞き取り調査です。
義父母夫婦はどのような感じで生活しているのかをいろいろと聞かれていました。私達の事もいろいろと聞かれていました。どのようにこの家を使っているのか等です。(聞き耳を立てていたのですが、あまり聞き取れませんでした。)
義父母夫婦への聞き取りが終わった後、いよいよ私達夫婦の元へ!!まあ、仕事柄、今後どのような展開になるのか全てを知っている訳ですから、どうということはありません。
ちなみに、私達への聞き取り調査内容は以下の4つだけです
- 私の氏名
- 何時から住んでいるのか?
- 2階と3階と部屋があるが、共用なのか?それとも2階3階で完全に独立して住んでいるのか?(2世帯住宅みたいなものなのかという事ですね。)
- 家賃を払っているのか?
たったこれだけで、私への尋問は終了
(尋問って、響きが悪いですよね)
質問内容をテキトーに書き込んで、「ありがとうございました~」と去っていきました。
帰り際に寝室を一枚激写!!
寝室を撮られたのは微妙な感じがしましたけど、「プライバシーは保護されます」との事なので、まあ、別に良いでしょう。
私達夫婦への聞き取り調査は5分程度で終了。基本的に当事者ではないので、そんなもんだと思います。
さて、今後の展開ですが、本日物件チェックに来たので、これから長い時間をかけて競売の3点セットが作成される事になります。
競売の3点セットとは
- 物件明細書
- 評価書(不動産鑑定士)
- 現況調査書
これらの書類が作成されると、いよいよ期日が入ることになります。
さて、今後の展開は如何に?
田舎だから早いのか、都心部と同じぐらい時間がかかるのか・・・・
進展がありましたら、このブログでお知らせいたしますね。
この話の続きに興味がある方は以下の記事をご覧ください。
