請求書カード払いおすすめ6選【取引先への支払いをクレカで後払い】

請求書カード払いおすすめ6選【取引先への支払いをクレカで後払い】

取引先からの請求書をカード払いできる「請求書カード払い」について詳しく知りたいです。

本記事では、こういった要望にお答えします。

本記事の内容
  • 請求書カード払いとは
  • 請求書カード払いを利用するメリット4つ
  • 請求書カード払いを利用するデメリット2つ
  • 請求書カード払いおすすめ6選

なお、本記事の筆者は、2009年から現在まで中小企業の資金繰り改善コンサルタントとして活動しており、年商数百万の個人事業主から年商10億円以上の企業まで、幅広く対応してきました。

こういった経験をもとに、本記事では、請求書カード払いの情報をまとめました。

請求書カード払いは、請求書に対する支払いをカード決済できるようになるサービスです。

取引先への支払いは銀行振込が一般的ですが、請求書カード払いを利用するとカードで払えるようになります。

カード決済することで、支払いを最長60日ほど先延ばしにできるため、資金繰り改善に役立ちます。

本記事では、請求書カード払いの特徴やメリット・デメリット、サービスを提供している会社を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

ちなみに、「今すぐ請求書カード払いを知りたい」方向けに、本記事で紹介している請求書カード払いを一覧表にまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。

サービス名をクリックすると詳細項目へ移動します

スクロールできます
サービス名手数料手数料特記事項振込までの日数利用できるカードブランド

INVOYカード払い
3%利用金額10万円以下の場合、手数料一律3,000円最短当日Visa、Mastercard、JCB

支払い.com
4%最短翌営業日Visa、Mastercard、セゾンカード(すべてのセゾンカード[JCB・AMEXを含む]を利用可)

マネーフォワード 請求書カード払い
2.7%利用金額10万円以下の場合、手数料一律3,000円最短2営業日後Visa、Mastercard、JCB

DGFT請求書カード払い
3%利用金額1万円以下の場合、手数料一律300円最短3営業日以内Visa、Mastercard、JCB、Diners

LP請求書カード払い
2.95%1請求あたりの最低支払手数料は600円最短当日Visa、Mastercard、JCB

labolカード払い
3〜3.5%最短30分Visa、Mastercard、JCB
目次

請求書カード払いとは

請求書カード払いとは、取引先からの請求書をクレジットカードで支払えるサービスです。

利用者は取引先から上がってきた請求書を「請求書カード払い会社」に立て替え払いを依頼して、クレジットカードで決済します。

決済が完了すると、カード払い会社は利用者名義で取引先へ請求金額を振り込みます。これで取引先への支払いは完了です。

取引先へ支払ったお金はいったんカード会社が立て替えた状態ですので、クレジットカードの引き落とし日に「請求書の代金+手数料+振込手数料」の合計額が引き落とされます。

請求書カード払いの特徴

請求書カード払いの特徴は下記のとおりです。

  • 法人・個人事業主が利用できる
  • 支払いを最長60日後に延ばせる
  • 利用者名義で取引先へ支払われる
  • 手数料率の相場は支払い額の3~4%
  • クレジットカードの限度額の範囲内で利用できる
  • 買掛金の支払いだけでなく、業務委託費・外注費の支払いも可能
  • 事務所の家賃・光熱費などの支払いも可能
  • 法人カード・個人のクレジットカード問わずに利用できる(法人カード推奨)

請求書カード払いは、クレジットカードをお持ちの事業者であれば利用できます。

買掛金の支払いはもちろん、業務委託費や外注費の支払いにも使えますので、あらゆる買掛支払いを最長60日後(クレジットカードの引き落とし日)に延ばせるので、資金繰りが楽になります。

支払いを先延ばしにすることで「売上の入金後に支払いを行う」といった理想的な資金繰りを実現しやすいです。

利用にあたり3~4%程度の手数料はかかりますが、売掛債権を売買するファクタリングと比べて手数料は低いので、負担が小さいのも魅力です。

以上が請求書カード払いの概要となります。続いて、請求書カード払いのメリットを解説していきます。

請求書カード払いのメリット4つ

請求書カード払いのメリットは下記4つです。

  • 買掛金の支払日を延ばせる
  • 支払いを一元化できるので資金管理が楽になる
  • カードのポイントが貯まる
  • 手続きが簡単でスピーディに利用できる

上記のとおり。

買掛金の支払日を延ばせる

請求書カード払いを利用すると、取引先から上がってた請求書の支払いをクレジットカードで払えるので、買掛金の支払いを最大60日後ろ倒しにできます。

例えば、支払期限が月末の請求書が届いた場合。
月末近くに請求書カード払いを利用すれば、取引先に期日どおり支払うことができます。

カードで払った代金はカードの支払日に引き落とされるので、買掛金の支払いを後ろ倒しにできます。

仕入れ支払いはもちろん、業務委託費・外注費などもカードで支払えます。

支払いを一元化できるので資金管理が楽になる

請求書カード払いは取引先への支払いの他に、事務所の家賃や光熱費、その他固定費の支払いにも利用できますので、あらゆる固定費の支払いを一元化できます。

固定費の支払いをカード払いで一元化することで、支払日がバラバラだったものがカードの支払日にまとめることができるので、資金管理が楽になります。

カードのポイントが貯まる

請求書をカードで払うと、ショッピング利用と同じように利用額に応じてポイントが貯まります。

例えば、100万円の仕入れ支払いを請求書カード払いを利用した場合。
100万円の利用額に応じたポイントが還元されます。

現在お持ちのカードのポイント還元率が1.5%であれば、15,000円相当のポイントが還元されます。

溜まったポイントは支払いに利用できるので、還元率が高いカードを利用していれば手数料負担を1%前後減らすこともできます。

手続きが簡単でスピーディに利用できる

請求書カード払いの利用登録は簡単で、銀行融資のような審査もありません。

取引先への振り込みも最短即日〜5営業日ほどで実行されますので、スピーディに利用できます。

以上が請求書カード払いのメリットです。続いて、デメリットを紹介していきます。

請求書カード払いのデメリット2つ

請求書カード払いのデメリットは下記2つです。

  • カードの利用限度額以上の決済はできない
  • 長期間の先延ばしはできない

上記のとおり。

カードの利用限度額以上の決済はできない

請求書カード払いはクレジットカードを使った決済なので、カードの利用限度額以上の決済はできません。

お持ちのカードの限度額が低ければ、利用限度額が不足する可能性があります。

なので、現在お持ちのカードの限度額が低ければ、

  • カードのグレードを上げる(利用枠が増える)
  • 限度額が高いカードを新たに申し込む
  • 個人名義のカードしか持っていなければ、法人カードを申し込む

など、支払いに使えるようにしておく必要があります。

長期間の先延ばしはできない

請求書カード払いはクレジットカードの後払いを利用した支払いなので、長期間の先延ばしはできません。だいたい、30~60日程度の先延ばしとなります。

カード会社の締め日と引き落とし日によって延長できる期間は異なります。

手形のように、60日~90日など、長期間の先延ばしはできません。

とはいえ、カードがあればすぐにでも支払いを延ばせるので、そこまでデメリットに感じることはないと思います。

以上が請求書カード払いのデメリットとなります。続いて、請求書カード払いおすすめ6選を紹介していきます。

請求書カード払いおすすめ6選

請求書カード払いおすすめ6選は下記のとおりです。

  • INVOYカード払い
  • 支払い.com
  • マネーフォワード 請求書カード払い
  • DGFT請求書カード払い
  • LP請求書カード払い
  • ラボルカード払い

上記のとおり。

INVOYカード払い

INVOYカード払いは、FINUX株式会社が運営・サービス提供している小規模事業者向けの請求書発行や受取・支払いを手軽にできるクラウド請求書プラットフォームです。法人・個人事業主向けに請求書カード払いも提供しています。

公式サイト

手数料は業界最安水準の2.7%で最短即日振り込みに対応。厚生年金・健康保険・介護保険などの社会保険料の支払いにも対応しています。

振込日を「当日」から「最大30日後」に指定できます。

また、月間利用金額が200万円オーバーの場合、特別オファーにより手数料が優遇される可能性もあるので、毎月利用される方はお問い合わせするといいですよ。

INVOYカード払いの特徴
  • 手数料は3.0%(※利用申込金額が100,000円以下の場合は手数料一律3,000円)
  • 最短当日の振り込みに対応
  • 本人認証サービス(3Dセキュア)対応
  • 個人名義のクレジットカードも利用できる(法人カード推奨)
手数料3.0%(※利用申込金額が100,000円以下の場合は手数料一律3,000円)
支払い上限金額クレジットカードの限度額
支払い延長日数最長60日(カードの支払いサイクルによって異なる)
振込までの日数最短当日
利用できるカードブランドVisa

Mastercard

JCB

最短当日で支払先に送金できる!

支払い.com

支払い.comは、60,000社以上の利用実績を誇る、クレジットカード会社大手の株式会社クレディセゾンとフィンテック企業の株式会社UPSIDERが共同で提供する、法人・個人事業主が利用できる請求書カード払いです。

公式サイト

手数料4%で最短1日後の振り込みに対応。

社会保険料(厚生年金・健康保険・介護保険など)支払いはもちろん、業界唯一、労働保険料の支払いにも対応しています。

支払い.comの特徴
  • 手数料は4.0%
  • 最短1日後の振り込みに対応(UPSIDERカード・セゾンカード利用で前営業日正午までに振込を行なった登録を行った場合)
  • 本人認証サービス(3Dセキュア)対応
  • 個人名義のクレジットカードも利用できる(法人カード推奨)
  • アメックス対応(セゾンカード/三菱UFJニコス発行のみ)
  • 社会保険料/労働保険料の支払いに対応
手数料4.0%
支払い上限金額クレジットカードの限度額
支払い延長期間最長60日(カードの支払いサイクルによって異なる)
振込までの日数最短翌営業日
利用できるカードブランドVisa

Mastercard

JCB

AMEX(セゾンカード/三菱UFJニコス発行のみ)

最短1日後に支払い先へ送金できる!

マネーフォワード 請求書カード払い

マネーフォワード 請求書カード払いは、マネーフォワードケッサイ株式会社(マネーフォワード株式会社の100%子会社)がサービス提供している、法人・個人事業主向けの請求書カード払いです。

公式サイト

手数料は業界最安水準の2.7%で最短2営業日後の振り込みに対応。社会保険料(厚生年金・健康保険・介護保険など)の支払いにも対応しています。

さらに、月間利用金額が200万円オーバーの場合、さらに手数料が下がる可能性もあるので、定期的に利用される方におすすめです。

なお、最短2営業日後の振り込みに対応していますが、実際に振り込まれるのは五十日(ごとうび)です。

マネーフォワード 請求書カード払いの特徴
  • 手数料は2.7%(※利用申込金額が100,000円以下の場合は手数料一律3,000円)
  • 最短2営業日後の振り込みに対応(振込実行は五十日)
  • 本人認証サービス(3Dセキュア)対応
  • 個人名義のクレジットカードも利用できる(法人カード推奨)
  • 社会保険料の支払いに対応
手数料2.7%(※利用申込金額が100,000円以下の場合は手数料一律3,000円)
支払い上限金額クレジットカードの限度額
支払い延長日数最長60日(カードの支払いサイクルによって異なる)
振込までの日数最短当日
利用できるカードブランドVisa

Mastercard

JCB

手数料は業界最安水準の2.7%

DGFT請求書カード払い

DGFT請求書カード払いは、株式会社デジタルガレージ(証券コード:4819)がサービス提供している法人・個人事業主向けの請求書カード払いです。

公式サイト

手数料3%で最短3営業日以内の振り込みに対応。請求書カード払いサービスで唯一、ダイナースに対応しています。

DGFT請求書カード払いの特徴
  • 手数料は3.0%(※利用申込金額が1万円以下の場合、手数料一律300円)
  • 最短3営業日以内の振り込みに対応
  • Diners(ダイナースクラブカード)対応
  • アメックス(セゾンカード発行のみ)対応
  • 本人認証サービス(3Dセキュア)対応
  • 個人名義のクレジットカードも利用できる(法人カード推奨)
手数料3.0%(※利用申込金額が1万円以下の場合、手数料一律300円)
支払い上限金額クレジットカードの限度額
支払い延長日数最長60日(カードの支払いサイクルによって異なる)
振込までの日数最短3営業日以内
利用できるカードブランドVisa

Mastercard

JCB

AMEX(セゾンカード発行のみ)

Diners

最短3営業日以内の振り込みに対応

LP請求書カード払い

LP請求書カード払いは、株式会社リンク・プロセシングがサービス提供している法人・個人事業主向けの請求書カード払いです。

公式サイト

手数料は業界最安水準の2.95%で最短即日振り込みに対応。社会保険料(厚生年金・健康保険・介護保険など)の支払いにも対応しています。

LP請求書カード払いの特徴
  • 手数料は2.95%(1請求あたりの最低支払手数料は600円)
  • 最短即日の振り込みに対応
  • 個人名義のクレジットカードも利用できる(法人カード推奨)
  • 社会保険料の支払いに対応
手数料2.95%(※1請求あたりの最低支払手数料は600円)
支払い上限金額クレジットカードの限度額
支払い延長日数最長60日(カードの支払いサイクルによって異なる)
振込までの日数最短即日
利用できるカードブランドVisa

Mastercard

JCB

最短当日で支払い先に送金できる!

ラボルカード払い

ラボルカード払いは、株式会社ラボルとクレジットカード会社大手の株式会社オリエントコーポレーションの協業による法人・個人事業主が利用できる請求書カード払いです。

公式サイト

手数料は3%からで最短30分の振り込みに対応しています。

labolカード払いの特徴
  • 手数料は3.0~3.5%
  • 最短30分で取引先への支払いが完了
  • 個人名義のクレジットカードも利用できる(法人カード推奨)
手数料3.0〜3.5%
支払い上限金額クレジットカードの限度額
支払い延長日数最長60日(カードの支払いサイクルによって異なる)
振込までの日数最短30分
利用できるカードブランドVisa

Mastercard

JCB

最短30分で支払い先に送金できる!

まとめ

以上、請求書カード払いの特徴やメリット・デメリット、おすすめな請求書カード払いを紹介しました。

最後に、本記事で紹介した請求書カード払いをまとめておきますので、ぜひ参考にしてください。

サービス名をクリックすると公式サイトへ移動します。

スクロールできます
サービス名手数料手数料特記事項振込までの日数利用できるカードブランド

3%利用金額10万円以下の場合、手数料一律3,000円最短当日Visa、Mastercard、JCB

4%最短翌営業日Visa、Mastercard、セゾンカード(すべてのセゾンカード[JCB・AMEXを含む]を利用可)

2.7%利用金額10万円以下の場合、手数料一律3,000円最短2営業日後Visa、Mastercard、JCB

3%利用金額1万円以下の場合、手数料一律300円最短3営業日以内Visa、Mastercard、JCB、Diners

2.95%1請求あたりの最低支払手数料は600円最短当日Visa、Mastercard、JCB

3〜3.5%最短30分Visa、Mastercard、JCB

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